2024 04,20 17:41 |
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
|
2011 09,02 16:49 |
|
最近改めて宮城谷さんの小説にはまってます。
以前紹介したことのある、『孟夏の太陽』が春秋晋の趙氏を中心としたお話で、そこにはちらほら他の宮城谷さんの小説で読んだことある人の名前がですね…というわけで、実家に帰ってからかれこれ6冊ほど読みました。 あ、2冊は晋とは関係ないです、『楽毅』です。読む予定なかったけど古本屋さんでまとめて売ってて買わざるを得なかった…しかしながらまだ半分しか読み終わってない、4巻なのにf(^_^; 他の4巻は『沙中の回廊』『子産』です、共に上下巻。 『沙中の回廊』は高校時代に(´・ω・`)?となりながらも必死に読んで、士会かっこいいなー、という感想しかなかったのです。彼が『孟夏の太陽』にも出てきてですね、ぜひ読みたくなりました。 が、実家にあるから帰省待ちだったのですが、帰ったら見当たらず結局購入。読んでいたらやっぱり『孟夏の太陽』読みたくなりました。どっちも同じ時代を描いていて、人物かわらないのですよね(^_^;) 結論からいえば、趙氏の、とりわけ趙盾がこの時代の中心人物だったらしいのです、たぶん。ただ、沙中のほうではけっこうひどいこと言われてるのですよねー、というわけで趙氏視点が見たくてウズウズしてます(-_-;) で、次『子産』。こちらノーマークだったのですが、沙中と一部時系列が被っておりまして…あ、ちなみにいうと『晏子』『夏姫春秋』も時代被ってます。子産が夏姫の甥とかすっごいびっくりしました…無駄に近い時代たち。 『子産』は上巻が子産主役というより、そのお父さんだったり、晋だったりで、沙中から読むとやっぱり面白いです。士会の息子の士燮の死に方がある意味壮絶過ぎて…というか、ちゃんと晋は見れば面白いですやっぱり。食わず嫌いと話が繋がらず見てなかったですが、ちゃんと調べようと思いました。あと楚とか南方も面白そうでいいなぁ、と。楚の共王の諡号の話とか好きです。 でも沙中から私の時系列が始まっていて、『管仲』『重耳』『介子推』がなかなか読めてない罠…(-_-;) 『楽毅』もここから『孟嘗君』とか戦国シリーズに繋げていけないものかとは思ってますけど、いまそこまで頭が回らない…f(^_^; で、そろそろと覚悟を決めようと思いました。多分、相当数人物名、事件を覚えたはず。で、少なくとも目が滑って止まらないことはなくなったと思うのです。 …春秋左伝に再々チャレンジしようと思うのです…読むことに多分損はないし(むしろ論文とかで出てきてまたかよとなることはある)、何より宮城谷さんの小説での言葉(士燮とか)を地の文で見てみたい…そう思いました。 ちゃんと新釈漢文体系の借りて読むんだ…今詰め込まないとまた再熱するのに時間かかりそうで怖い。 あと、宮城谷三国志についても素敵なお話を聞きまして、完結したら読むかなーって思いました。今文藝春秋だと正始の政変とかやっていて、とても楽しいのです。聞けばなかなか周瑜さん、普段の周瑜像だとなかなかない考え方をお持ちです(少なくともかぜ江とは全く違う)。実際ちらっとみてきたけれど、確かに違う…新鮮でした。 あと、草原の風は早いとこ単行本化してほしい…後漢初期の光武帝の話ですが、あの時代も面白いです。実際ほんのすこし触れただけですが魅力的な人物がたくさんおりまして、私もちゃんと読みたいです(´∀`) PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |