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2011 06,19 04:04 |
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さいきんのマイブームは晋というか趙です。晋は司馬氏の晋ではなく春秋の。趙はそこから韓・魏・趙と三国に別れたうちの一国ですね、世界史かもしくは漢文か。唇滅べば~、の故事は分裂ちょい前の故事だったりします。
なぜ晋なのか、斉じゃないのか。て、趙ってお前どこから持ってきたよ、とか思われてそうです。 ごく最近までけっこうあやふやで、誰がどの国にいるのかぶっちゃけわからなかったのです、ええ。宮城谷さんの小説読んでも流れが全く繋がらないというまあ残念な状態だった…し、今現在もだいたいそうなのですが。 あ、斉出してきたのは管鮑コンビと晏子がいるから。その辺りはわりとメジャーところのはず。あ、燕だけど楽毅まだ読んでないなー… 趙で有名どころといえば、廉頗藺相如じゃないだろうか。 有名どころは故事ことわざ&宮城谷小説補正が効いている気がする。 宮城谷さんの小説だと晋は重耳とか士会とか介子推とかが有名かな? 私のぶっ通しで読んだ最初の宮城谷小説は『沙中の回廊』だったりします、士会主役の。あのときは全くもって意味不明で辛うじて重耳と繋がりがあることと、士会とその父親の士缺かっこいいくらいしかわかりませんでした。現在とんでもなくよみたい小説の一つです、理由後述。 それくらいで、晏子を読み、短編集を読み…くらいだったんですがね…大学入ってからもf(^_^; ことのおこりは二年くらい前に安西篤子さんの『洛陽の姉妹』を読んだことです。これは短編集なのですが、私の当初の目的は表題作である「洛陽の姉妹」だったのです。あ、「曹操と曹丕」もこの文庫本に収録されてるんだった。 「洛陽の姉妹」は西晋の話で、西晋成立の立役者とも言えるであろう賈充の娘二人の話です。 えと、この話については話始めるとノンストップで話すことが出来るので、それは避けますが、賈充の娘のうちの妹のほうは賈南風です。この姉妹は異母姉妹でして、加えて嫁ぎ先もちょっと厄介でして、それなりに確執のある姉妹です…ああ語りたいけどやめます。また別に枠を取って書いてもいいかもしれない… まあそんなわけで、この姉妹の関係人物が気になって仕方ないので、この本を購入したんですが、それ以上に面白かったのが「趙氏春秋」。晋の時代の趙氏の話なのですが、これがもう楽しくって。 内容はまたゆっくり話せたらな~というか、宮城谷さんの『孟夏の太陽』を読めばいいと思うよ!趙氏の短編集で、けっこうさらっといけるのです。で、これに士会とか重耳とか出てくるから『沙中の回廊』が読み直したかったりするわけで。そして趙氏にときめかないことはないというか。 この辺りが完全に私を春秋戦国に引きずり込みまして、かつ史記が正史三国志よりも読みやすく、春秋左伝より分かりやすくで、完全に食わず嫌いをしていたことが判明。古本で購入した岩波史記世家・列伝が非常に楽しいです。 あとは動画もけっこう大きいかも。動画みて興味持ったー、って人がけっこういるのですf(^_^; そんなかんじで、とどめに横山光輝さんの『史記』を始皇帝の時代まで購入しました。楚漢戦争なにそれ状態ですが、これも楽しいです。一通りの有名エピソード…高校の漢文で出るような話はだいたい出てきてますね、嚢中の錐とか。 …とまあ、そんな感じで晋の趙氏時代と、時代ぶっ飛んで対秦に奔走する刎剄コンビ+趙奢とか、私みたいな超初心者でも楽しいなぁ、って思います。他にも気になる人はたくさんいるので(主に南)、ちゃんと勉強出来たらなぁと、そんなことを思ってます。史記の列伝にしても短くて読みやすいし。 あわよくばですがここから岩波史記・宮城谷さんの小説を踏まえて、左伝までなんとかならないかな~、って思っている自分がいますが、どれくらい時間かかるかな? …と、最近のマイブームをば。いろいろ語り足りないし言葉不足ですが、今日はここまで。もう寝ます。 PR |
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